遠足のお弁当と遠い日の記憶。

年少さん お別れ遠足の朝。

外は小雨。

このまま晴れに向かうかな。雨のままかな。

昨夜までの天気予報では

今日は雨が上がり晴れ間が出るという。

雨天なら延期。

連絡は まだなくて

雨音に 耳を澄ませながら遠足用のお弁当を 作り始める。

子どものリクエストはチーズサンドウィッチ。

食べきれるように少なくしてね♡
ハムはいらなくて チーズだけにしてよねーっ♡

って。

お外でもなるべく 食べやすくとか

まだ小さい手で 落とさないように とか

包んだラップは 開けやすいかな とか…

子どものことを たくさん思って作りながら

小さいころの お泊まり遠足に

母が作ってくれたお弁当のことを 思い出した。


小さいころの私はすごいママっ子だったから

母と離れてお泊まりに行くことに

不安がいっぱいで。

出発の朝元気がなくて

不安と緊張と恐怖の泣きたい気持ちを我慢しながらバスに乗った。

不安な気持ちで食欲なんて全くない中 

お昼にお弁当を開けてみたら

私の大好きなエビフライ。

私のことを思う 母の愛情が

いっぱいいっぱい 伝わって

胸がいっぱいで

泣きながらそのエビフライを食べたんだった。

その後も

何百回って お弁当を 作ってもらったけど

母が作ってくれた お弁当で

思い出すのはいつもこのときのこの お弁当のこと。

今でも

小さい私の不安な気持ちも 母の愛に泣けた気持ちも

鮮明に体感付きで思い出せる。

純粋な意識の幼少期や

エモーショナルになっている時

言われた言葉 体験したことは 潜在意識に深く深く入り込むと言われてて

それによって

自分を制限してしまう 『無意識のプログラム』が起きて

大人になっても躓いたり自分を生きれなかったり。

IH(インテグレイティッドヒーリング)では

愛の中で自分とつながり

その『無意識のプログラム』を修正していく。

同じように捉えてみると

幼いときやエモーショナルになっているとき

支えてくれた優しい思いも

たっぷりの愛情も

たとえ覚えてなくたってちゃんとちゃんと

私たちの奥底の深い深いところに届いて響いて

『無意識のプログラム』になり

自分と 大切な人たちを大きく包む 深い愛になっていく。

ちゃんとちゃんと 伝わっていく。

ちゃんとちゃんと 伝わっている。

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