闇から光へ。有限と無限。
母になってもうすぐ5年
シミもシワも増えたけど
前よりもっと
笑えるようになったし 泣けるようになった
好きなことが
はっきりとわかるようになったし
喜び や 楽しさに 触れることを
自分に許せるようになった
人生が 有限であることも
今の輝き も
あまりにも鮮明すぎて
毎日のなんでもない風景にふと涙が溢れる
私が 私でいられること
このカラダをもって表現できること
苦しみの中にいたときは
その意味がわからず
何度となくカラダに留まることの
不自由さに泣いた
そして今
子供と手をつなぎ、歌を歌って
抱きしめられること
夫と肩を組んで歩いたり
笑いあったりをして
私たちの大切な宝物の子供を
深い愛情の眼差しで見つめる彼の横で
年を重ねていける
幸せを意味を
カラダをもつことの
幸せを意味を
私の深い場所で
じんわり暖かく感じてる
与えられた時間があるのなら
私は命の最後の瞬間まで
自分を生きて表現する
私という人の可能性を
人生を掛けて 表現し続ける
命の誕生という
強烈な光が
最後の後押しとなって
深い深い闇から
私を光へと連れ出してくれた
生きていくこと
カラダを持つということ
有限な時間とカラダの中に存在する輝きは
無限の意識
Hari Om
Tat sat