わたしはゴミ箱じゃない。
ある女性とお話しをしたとき、子どものころの話になった。
望んでいない状況で拒否も出来ず
家族から愚痴を聞かされ続けた
子供時代の話。
その頃のことへの彼女の訴えがこの言葉だった。
私はゴミ箱じゃない。
私はその言葉が訴えるダイレクトなパワーに心痺れて
また、言い得て妙だなぁと感心していた。
私はゴミ箱じゃない。
誰もが人のことを
ゴミ箱にしているつもりはないかもしれない。
それでも私を含めて
この彼女の訴えに共感する人も多いと思う。
家族だから安心して、とか
仲良いからこのくらいいいか、とか
育った環境では家族内で
好きに何でも言い合う関係だったから、とか
悪気なく口に出す何気ない言葉の
エネルギーに無頓着になることで
大切な人を大切に扱えてないことがあることを
どうか忘れないでいたいと思う。
そして、
私がゴミ箱になりそうなときは
私はその話を受け取らないということを愛から言葉を選んで伝えようと思う。
朝の瞑想をして祈るとき
1日を通して与えられたこの命、カラダでどうしたいのかを祈ることにしている
私の口を使って語る言葉は
人を励ます言葉でありますように。
愛を伝える言葉でありますように。
それでも私は
何度も忘れてしまうから…毎日座って祈り続けている。
ー私はゴミ箱じゃないー
この言葉を聞いて
胸にチクッと痛みがあるときは振り返ってみようと思う。
大切な人を大切にできているかを
そして
自分の命を、生きている今を
本当に大切にできているのかということも。
口から出る言葉のエネルギーに
繊細になること
LIFE IS BEAUTIFUL
世界は光に満ちている