過去の経験の全てを光に変える
東京で緊急事態宣言が出されて2週間が経とうとしてる今日
尊敬するIH(インテグレイティッドヒーリング)プラクティショナー仲間に
IHセッションをしてもらいました
私は4月1日から自主的な自粛生活に入り、20日ほど経過して
自分の中に様々な変化を感じ始めていました
そして、昨夜は全く寝つけず…
自分が思っている以上に感情が引きずられストレスを感じていることに気づくことになったのです
圧迫感や焦燥感
息苦しさ
すっかり良くなり忘れていた
パニック障害の感覚を思い出し
過呼吸にならないように、自分を落ち着けて
不安に飲み込まれないようにゆっくり呼吸を整えました
パニック障害だったころは、電車や飛行機に乗れず
扉が閉まって出られない状況になることに強い不安を感じていたので
(ヨガを始めたころは、クラスが始まる時にスタジオの扉を閉じられるだけで不安があり、いつでも扉の1番近くにマットを敷いて、シャヴァアサナでもリラックス出来ず目を閉じることもできませんでした)
自粛生活での閉じこもった感覚が
パニック障害の感覚を呼び起こしたのだろうと思い
朝になってからIHセッションを自分でしようと思って
(過去の経験と同じような状況を体験した時に、今はもう必要ないのに自動的に起こってしまう潜在意識の反応もIHでワークしていきます)
何に対して不安なのか、ストレスを感じているのかを
ひとつひとつ確認していく中
急に、私の鼻先に
菊の花の香りをリアルに感じました
その香りは大切な人を送ったお葬式を思い出させました
怖いのは、閉じ込められることや、自由を失うことではないのかもしれない
私が恐れているのは
大切な人を失うことなのかもしれない
そう思っている間にも、
漂う菊の花の香りと大切な人を見送ったその場所の感覚があまりにもリアルで
そのあまりに強い感覚に今回のセッションは
今まで準備が出来ずに蓋をしてきた感情や感覚に向き合うことになる
大きなセッションになるのを感じて
IHプラクティショナー仲間にセッションをお願いすることを決め
心に浮かんだプラクティショナーにメッセージを送ったのです
お願いしたIH(インテグレイティッドヒーリング)のセッションまでの時間は
これから向き合う何かを思いなんだか緊張して過ごしてました
そして、セッション当日
IHセッションでは、まずテーマを筋反射で決めていくのですが
息苦しさ
閉じ込められること
パニック障害
自由がない
呼吸ができない
今回のストレスの反応で思いついたことを口にしてみてもどれも反応せず
最後に重い口を開き言葉にしてみた
“大切な人を亡くすこと”
筋肉はすぐに反応し
今回のセッションはここから入ることになりました
(IHでは筋反射をとって今1番最適なテーマが選ばれていきます)
『もう2度と大切な人を失いたくない』
そう口にした途端に涙が溢れ筋肉も反応しました
今回尊い命が失われる報道を見るたびに
自分も大切な人を失うかもしれないと恐れを強く感じるほど
過去に体験した大切な人を亡くした経験が
私の中に色濃く影を落としていたのです
今回のセッションで反応した経験は
私が19歳の頃に亡くなった父についての経験でした
過去の出来事として記憶の片隅に置いてある父についての記憶
父を亡くしたころの記憶はここ最近は思い出すこともなくなっていたのですが
それでもその記憶は潜在意識に深く刻まれて
今回の自粛生活の中たくさんの方が亡くなる報道を目にしたことをきっかけにして
大切な人を亡くすことへの恐れとして今の私にあらわれたのです
筋反射を取りながら
父の死や
それをきっかけに人生が変わっていったこと
悲しかった気持ちを語り
反応がある情報をすべて癒し
そこからどう在りたいのか
セッションのゴールを決めるときに、私の口から出たのは
”全てを光に変えていきたい”という言葉。
父の死も、そこでの私の思いも経験も
過去の経験の全てを、天に昇華させたいと思って出た言葉です
そして、筋反射で確認しながら選ばれたゴールは
【 過去の経験の全てを光に変えること 】
そのために選ばれたプロトコルは、自己破壊プログラムでした
(IHでは決めたゴールに向かって進んで行くことができるように、障害となっているブロックやストレスを解消するためのエネルギーワークを行っていきます。)
家族のプライバシーがあるのでここでは詳しく書けませんが
父を亡くしたときに私は見捨てられたと感じ全てに絶望して
私を見捨てた父の期待に応えないように自分を幸せにしないことを誓ったのです
筋反射で見ていくと
幸せになるのを妨げる自己破壊プログラムが働いていて、ワークが必要なことがわかりました
(今回のセッションまで誓いを立てたことすら忘れていました。いつも思うのですが、筋反射ってすごい!)
それほどの悲しみと絶望の中にいたこと
そして父の死後10年程は自分を傷つけ不幸にする選択の中に自分を置いて
深い闇を見つめた時間を過ごしたこと
それでもやはり、父を愛していたこと
あれから時間が経ち、忘れていたたくさんの思いが蘇りました
ヨーガや瞑想、IHに出会い
自分を許し受け入れて、また気づきを繰り返して今
闇を超え、力を取り戻した”今”だからこそ
コロナを超えて、自分に大切なことをいま一度問われいるような今このとき
力強く立ち輝くために、許し受け入れて
幸せであることを、すべてを光に変えていくことを選んだわたしの潜在意識や
そんな時期が来たことを感慨深く感じました
修正では
ガネーシャマントラを9回唱えることが選ばれて
新しい始まりにお参りし、全ての障害を取り除いてくださる神様が
過去を昇華し、今からは、真の自分で生きていくことをサポートしお祝いしてくれてるようでした
*セッションの中ではお話ししていただくことがあったりカードを引くことがあったりワークをすることがあったりと様々なプロセスを踏むのですが
何をするのかはクライアントさまの筋反射に従うのでひとりひとり違ったオリジナルのヒーリングになります。”
すべての行程が終わったときには、恐れや不安はなくなり
エネルギーが上がり自分の中にしっかり力を感じました
IHのこういうところが好きです
ー私は過去の経験の全てを光に変えていきますー
自粛はしばらくは続きますが
これもまた永遠ではなく、いずれ自由になれるときが来ると信じています
セッションを終えて…
コロナと共に生きる時も
終息した後も
恐れや不安をも抱きしめて、どんなときも自分にしかできない経験を
光に変えて自分を照らし周りをも照らしていく光になることを選びます
LIFE IS BEAUTIFUL
世界は光に満ちている