母としてできること
子どもの成長は早い。
ついこの前まで
いつもいつも 抱っこしていたのに
今は走る後ろ姿を、追いかけてる。
自分の世界を持ちはじめて
1人で歩き出そうとしている。
子どもが選んだ絵本を読んで
たくさんのキスをしてから眠りにつく。
穏やかな寝顔は まだ赤ちゃんだけど
4歳の心の中に芽生えた はじめての感情。
子どもにとって
この世界はどんな風に見えているんだろう。
公園での出来事。
違うクラスの子から
意地悪された大好きなお友達を守ろうとして
それでも上手にできなくて。
目を真っ赤にして怒って悔し泣きした子ども
友達のためとか、正義感とか。
不条理を感じたり、悔しかったり。
怒り。悲しみ。
4歳の心の中のいろいろが愛おしくて
私も気づかれないように ひっそり泣いた。
ついこの間まで
赤ちゃんだったはずなのに。
子どもの成長は早い。
子どもって、産んでみると想像以上に
何億倍ってほど可愛くって。
本当に本当に大切で大切で
子どものためなら なんでもできるし
子どもが存在するだけで
世界が今までよりもキラキラ輝いて見える。
子どもの存在が、感謝や祈り敬虔な気持ちへも、すぐにつないでくれる
守りたくて大事にしたくて。
その心が傷つかないようにって
どんなときもそばにいて守りたいって思っちゃうけど。
喜び や 楽しさだけじゃなくて
傷ついたり 悔しかったりの経験も
大切なものなんだよね。
これからしていくいろんな感情の経験を
私がすべて奪うわけにはいかなくて。
子どもを信じて 見守ること。
子どもと一緒に成長していこうと思う。
IH(インテグレイティッド•ヒーリング)の講習会。
魂の統合のプロトコルについてのお話のときだったと思うんだけど
マチルダから
「子供が18歳になって大学進学で巣立っていくときに、魂の欠片を握りしめないでね。」
「大切にするのは思い出だけでいいのよ。」って。
魂の欠片が誰かに
持ち去られたままになっていると
常に欠けてる何かを探し続けて
見つけることが出来ずに
代わりに何かに依存することで
その隙間を埋めようとしたり
欠落感を誤魔化そうとしてしまうという。
魂の統合というプロトコルでは
魂の欠片を救出して、連れ帰り、統合する。
大切にするのは思い出だけ。
いつか見たCMの言葉が私の中にリフレインする。
手をつないでずっと歩いていこうね
その手を君が離すときまで。