人の夢を応援すること
『人の夢を応援したい』
今年の初めに参加したミーティングでの1コマでの話。
2020年のソウルミッションをシェアしあったときに
同じく
インテグレイティッド・ヒーリング(IH)プラクティショナーの
みずほちゃんが語った言葉。
私は、その言葉の力強さと輝きに圧倒されて
なんて素敵なミッションだろうと
感動していました。
私も
『人の夢を応援できる人でありたい』
衝撃を受けたようにすぐ、そんな風に思ったのは
私の中に今まであまりそういう
アイデア自体がなかったから……
以前もブログに書きましたが
子どものころの私は献身的に誰かの為を思ったり
行動できる人に出会うと
その素晴らしさに感動しながら
どこかで
そうは出来ない自分に強い劣等感を抱いていました。
今振り返ると
自分を守るだけで精一杯だったのです。
大人になり、たくさんの傷を癒して
今思うのは
自分が満ちると自然にエネルギーが広がって
自分を思うのと同じように、誰かのことを思えるってこと
誰かの為は 自分の為でもあり
自分の為は 誰かの為でもあり
決して分裂していないということ
与えるということは
受け取るということ
すべては繋がってひとつだということ
傷が癒え 自分に余裕を持ってそんな理解ができるようになった
今だからこそ
『人の夢を応援できる人でありたい』
みずほちゃんの姿を通じて
わたしの思いが強く湧き上がり
なぜ長い間その思いのアイデア自体が
自分の中に生まれなかったのか…
そこに引っかかる“何か”を感じて
自分でインテグレイティッド・ヒーリング(IH)のセッションをしてみることにしました
セッションの中で見えてきたのは、幼い日々の応援されなかった記憶。
幼稚園から小学校時代の幼なじみとの友人関係での経験でした。
その子は、とても気が強くなんでも自分が1番にならないと
気が済まないタイプの子。
3歳で出会い私にとって初めての友達でした。
家も近くクラスも習い事も同じ環境になることが多く
同じ時間をたくさん過ごす中
次第に彼女からのライバル視が始まりました
私がゲームで勝ったり誰かに褒められたりすると
癇癪を起こし、当たってきたり、怒ってきたり
やっかまれたり、足を引っ張ってきたり
私がやりたいこと見つけ楽しみ頑張っていると
馬鹿にしたり、否定してきたり
幼い私はなぜ自分がそんな目に合うのかわからず
彼女のお母さまに訴えたり母に訴えたりしましたが
それでも大人たちは
彼女の態度を知りながら諦めたように見逃すばかりで
そのうち私も諦めるようになってしまいました
彼女が癇癪を起こさないように気を遣って、1番を譲りできないフリをして彼女を煽てて
中学受験のために通っていた塾では私の方が成績がいいとキレてしまう彼女が厄介で
わざと間違えたりわからないフリをしたり
いつも遠慮して、目立たないように、自分の力を発揮するのを抑えていました
もうこれ以上同じ環境は耐えられないと受験する学校も
彼女が受験しなさそうな学校を選ぶという消去法で選んだ苦い思い出
のちに知ったのですが
彼女のご家族が大病を患い入院と手術を繰り返す中
当時、長女の彼女は
いつも我慢を強いられていたということです
私は末っ子で可愛がられて天真爛漫で
その当時の彼女から見ると反応せざるを得なかったのかもしれません。
大人たちは、事情を知っていたため寂しさや葛藤を抱える彼女を
強く注意できなかったのでした
当時、そんな幼い彼女をサポートする環境がなかったことや
抱えていた心の影を思うと胸が痛いのですが
幼い私にとって、そんな事情を知ることもなく、ましてや理解できるはずもなく…
とても悲しい思いとして傷を残していたのです
最初に学んだ人間関係の経験が”友達に応援をされないこと”
それは人を応援し、人から応援されるような関係が
自分の人生に起こるということを想像すらしない
そんな物の見方を持つきっかけとなるインパクトを与え
『人の夢を応援すること』への強い反応に繋っていたのです
強い反応を示した『人の夢を応援する』こと
そしてそれに纏わる幼い日々の経験
セッションで傷ついたインナーチャイルドを癒し迎え入れ
誰かに遠慮して自分の力を出さないのではなく誰の前でも圧倒的に輝いて
人を応援し人から応援される私へ
ー『人の夢を応援すること』ー
セッションを終えてじんわりと広がる暖かな気分で
幼い日のアルバムを見返してみました。
彼女と手を繋いで仲良く散歩してる写真や、お弁当を一緒に食べてる写真
卒園式や卒業式の写真
写真に写る幼い笑顔の2人を愛おしく眺めます
悲しかったことと同じくらい楽しいこともあったのかもな
過去は変わらないけれど記憶は自分からの見方で作られていて
傷ついたままの心で思い出した時とそれが癒えて思い返すときとまた見え方が変わってくる。
インテグレイティッド・ヒーリング(IH)の創始者マチルダが言ってたっけ。
過去は変えられないけど、その過去を扱うフォルダーを入れ替えることはできるって
彼女との経験を悲しく傷ついた思い出のフォルダーから
幼い女の子2人の成長の日々の記録のフォルダーへ
そんなことを思いながらそっとアルバムを閉じました
LIFE IS BEAUTIFUL
世界は光に満ちている